けんけん通信

~Myセルフ便り~

fラン大学ってぶっちゃけどんなの?授業・学生の実態を語ります

 

こんにちはけんたです。

 

本日はfランに大学の関するぶっちゃけな情報を

fラン大学中退の僕がお話します。

 

 

みなさんのfラン大学に対するイメージは

 

「fランにはいったら人生終わり」

「授業中もうるさくてヤバいし、働いた方がマシ」

みたいな感じでネットにもたくさん上がっています。

 

 

いろいろ言われていますが、具体的なことが語られておらず、

実際のところ本当にそうなのかイメージわかないですよね。

 

ヤバイとか言われても、何がどうやばいのか分かりません。

いつも Fラン大学に対して侮辱するようなコメントをする人は

きっとFラン大学出身の人ではないと思います。

 

Fラン大学はよく叩かれやすいです。

でも本当の意味でFランに対する理解が足りていないようにも思います。

Fラン大学ってぶっちゃけどんな感じ?

という疑問にFラン大学に在籍していた僕が答えます。

 

fラン大学の定義とは

入学試験が十分に機能していないため、偏差値が低く出るとされる大学の総称。        ピクシブ百科事典

 

偏差値が低く出るとされると書かれてありますが、

どのラインから偏差値が低いと見なされるのか曖昧なところがあります。

 

だから人によっては、日東駒専あたりはFランという人もいるし、

偏差値40から下のところがFランといわれているところだ

と主張している人もいて、どこからがボーダーという基準もないんですよね。

 

僕が通っていた大学は、偏差値をみたら35とあったので

Fラン中のFラン大学です。

 

マジなFラン目線で、実態を書いていきます。

 

fラン大学の実態を暴きます

Fランに通う人はどんな人かというと...

普通の大学生です。

 

おそらく、Fランに通う人だからヤンキーとか問題児が多いのでは

と思っていた人もいるんじゃないかと思います。

他のFラン大学には変わった生徒がいるかもしれませんが、大半は普通の学生です。

 

外見だけで見ても特に派手な子がいるわけではありませんし、

今どきの学生という感じです。

 

学生は挫折経験者が多い

外見だけでは他の学生と変わりないですが、違うのは中身かなと思います。

気持ちの持ち方が他の学生と比べるとネガティブな印象を受けました。

過去に一度失敗をして、挫折を乗り越えられなかったからだと思います。

 

僕が在籍していた学科の友達と話していると、過去に勉強についていけなくなり不登校になった。

いじめを受けて、通信制の高校に通っていた。

などという暗い過去をもっていました。

 

一度ドロップアウトして、

「ダメだ」

と思ってから大学でもう一度頑張ろうと再スタートをきろうとしている雰囲気でした。

 

性格的には、明るく社交的な人が多いので、

普通に話しているだけでは分からないです!

授業内容は他大学と変わらない

担当している先生も、Fランに入ってくる人たちがどのような生徒が多いのか把握しています。

なので高校までの知識を問うような授業は、カリキュラムの中に入っていないところが多いです。

 

僕が学んでいたのは心理学でしたが、知識は0でしたので

つねに新しいことを学んでいました。

パーソナルスペースやミュラーリヤー錯視など大学レベルの実験をしてレポートにまとめていました。

 

専門的に学ぶことに関しては、他大学の講義内容とさほど変わらないです。

 

一方で、英語など教科科目だと、大学の差が表れます。

be動詞と一般動詞の違いが分からない、三角形の面積が求められない

などです。

学園祭は行われるのか?

大学といえば文化祭ですが、僕が在籍していたところは行われていました。

学園祭はないところも多いようです。

 

来場者は極めて少なかったと思いますが、

中庭で軽音楽やダンス部の発表や出店の出店もしていました。

 

お笑い芸人さんもきていましたね。

他のfラン学校については詳しくはわからないのでHPを見てください。

成績について

僕の主観ですが期末試験やレポートは簡単でした。

試験も暗記問題や小論文のようなものがほとんどです。

 

僕の当時のfランでの成績はGPA3.8 ほぼSでした。

ちょっと勉強すればSが簡単にとることができます。

この成績が学校の中で飛びぬけて良いのかは分かりませんが、

周りの友達よりはできていました。

ちなみに、先輩のつながりがなかったので、昨年の情報とかも聞いていません。

授業の雰囲気

授業中の雰囲気は、私語が聞こえる程度で、

授業が妨害されるくらいうるさいとか、邪魔をしたりするようなことはありません。

 

スマホをいじったり、寝ている生徒はたくさんいます。

でも、これらはFラン大学に限ったことではないと思うので

普通の学生とかわらないですね。

 

就職は厳しい傾向

Fラン大学の大手就職は厳しいというところは間違いないです。

叩く人の中には、

大手は入れないからオワコンという意味で言っているのかもしれません。

 

しかし、大学側も就職率が悪いと経営悪化のもとになってしまうので、

1年生の頃からキャリアデザインの授業を必修にしています。

就活前まで徹底して就職対策に全力で取り組んでいる学校が多いです。

 

インターンに積極的に参加するよう促したり、

学生時代に何か一つでも頑張ったことを作りなさい

ということを口酸っぱく言われました。

 

キャリアデザインの講師には、超大手メーカーの人事経験者などを雇い、

手厚くサポートしていて就職には力を入れているようです。

 

Fランといっても、どこにも就職できないわけではありません。

中小企業に就職するのは十分可能ですし、今ではやりたいことのベンチャー企業に入る人も増えています。

正直fランというレッテルだけです

僕が通っていた頃を振り返ると、勉強が苦手であるということだけで

話していてユーモアのある明るい子が多かったと思います。

 

確かに他の大学を比べて、意識が高い生徒は少ない傾向にあります。

授業の質も少し違うかもしれませんが、優秀な大学といわれるところ

との一番の相違点は、意識高い系の学生が多いかどうかの環境の違いだと思います。

 

4年間サークルやバイトをしていて終わってしまったという

多くの大学生の典型パターンです。

言い方を変えると、サークルとバイトしかしていないという

fラン以外の大学生とさほど違いはないと思います。

 

要するに大学受験で通っている大学に合格できたか出来なかったかです。

 

意識高いfランはむしろ優秀!

fラン大学の中にも優秀な学生はいます。

他の大学に行けたんじゃないかなと思う人もいました。

 

大学受験とは関係ないですが、

ワードやエクセルなどで情報処理するのがものすごく早い生徒でした。

 

なんでそんな詳しいのか話を聞いてみると

その子のお父さんがソフトウェア業界で働いていて、

昔から教わっていたとのことでした。

 

勉強が出来ることも大事ですけど

PCを使ったスキルはこれから必須ですよね。

 

ついでにどうしてここの大学にきたのか尋ねてみたら

行きたかったところがダメで、近所の大学を選んだそうです(笑)

 

まれかもしれませんが、一部そのような学生もいるみたいですね。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか。

僕が通っていた頃の様子は全てお伝えしました。

 みなさんが思い込んでいたfランのイメージと少し違ったかもしれませんが、

全て事実です。

 

勉強が苦手な生徒は多いですが、大学受験でその人の一生が決まるわけではありません。

無名大学から成りあがっている人もいるわけで、

fラン大学にいる人たちも社会に出たらまた0スタートです。

 

大学名だけで争っていてもしかたないですね。

ではまた。