けんけん通信

~Myセルフ便り~

勉強する気になれないのは受験うつの可能性アリです

 

こんにちはけんたです。

 

近年ではノイローゼという概念がなくなりつつあり、

自分が甘えているのか、鬱の状態になっているのかということが

グレーゾーンになっています。

 

働きすぎ、人間関係のストレスから引き起こすことが多いとされていますが、

これは仕事に限った話ではなく、勉強学習から鬱を引き起こす可能性があります。

 

それが受験うつといわれるものです。

 

今日は一段とやる気が出ない、、

ペンを持つのがしんどい

 

などちょっとでも当てはまった人は要注意です。

もしかしたらあなたも受験うつかもしれません。

 

決して自分が出来ない人間ということではありません。

じっくり本文で深堀していくので最後までみてください。

 

受験うつとは

鬱病と言ったら、社会人が仕事のストレスでなってしまうというイメージをお持ちだと思いますが、若い人、中高生でも鬱病になる危険性があります。

 

特に受験を控えている学生さんが、焦りや不安などから生じるうつのことを受験うつと言います。

近年増加しており、この受験うつという症状があることを知らないという人が多いです。

受験うつの原因

受験うつになる原因として、受験に失敗するのではないかという不安感

勉強に対しての焦りや緊張から来るストレスが挙げられます。

 

若い学生さんは、人生経験が未熟なために、あらゆる困難の壁に直面する機会が少ないです。そのため、大学受験が始めての試練だと感じる人も少なくありません。

先が分からない人生で、受験に失敗してしまったら人生が変わってしまうのではないかと感じてしまいます。

受験うつは気付かないところで発症していることが多いです。

 こういう人がかかりやすい

  • 劣等感を感じる

 受験となると、つい他人と比較をしてしまいます。 あの子が出来たのだから自分だってできるという競争意識から、自分はなんでできないと劣等感を感じます。他人の存在がモチベーションにつながるという一方で、受験うつの引き金になるリスクもあります。

  • 完璧主義の人

 完璧主義の人は、理想が高い傾向があります。こうでなければいけないという自分の中の理想像が高すぎるあまり、現実の自分とのギャップに苦しみます。妥協するのが許せなく、常に完璧を求めてしまいます。○○大学に入らなければ価値がない、など決めつけ自分の首を絞めてしまいます。

 

他にも、周りの人が過度な期待をしすぎるあまり、プレッシャーが負担になっていくこともあります。

 

 

受験うつはこんな症状

受験うつは、主に身体の倦怠感、虚無感、睡眠障害、食欲不振、情緒が乱れるなどです。

 

勉強中でも、集中力の低迷や疲労感、そわそわして落ち着かなくなることが多くなります。

また、すぐイライラして怒りっぽくなる、涙もろくなったり情緒が不安定になります。

自殺願望も出てきて、最悪の場合死に至るケースも少なくありません。

 

受験うつの怖いところは、自分では受験うつにかかっているという自己意識がないので、判断できないことがよくあります。

 

うつかと思ったら

勉強から離れる

一度勉強から離れましょう。

勉強することによって、不安から逃れられると思いますが、かえって自信喪失してしまう恐れがあります。

 

難しい問題や参考書を読むのを避け、暗記物など簡単な勉強にとどめておきましょう。

 

そして、気分をリフレッシュすることが大切です。

買い物に出かけたりして外気に触れる時間を多く持ちましょう。

 

外に出ることで気持ちが前向きになりやすいです。

専門の医師の診断を受ける

食事がのどを通らない、睡眠がとれていない、今の習慣を早急に改善したいという方は

医師の診断を受けてください。

 

最近では受験うつに特化した精神科の病院もあります。

磁気刺激治療からカウンセリング、自分に合った勉強法など、医療行為以外でも受験についても相談に応じることもできます。

今からできる対策法

現在勉強がはかどらなくて落ち着かない。

身体のダルさが抜けない、など受験うつの症状を感じる人は、

とりあえず勉強するのをやめてください。

 

第一に症状を和らげるのが優先です。気持ちを落ち着かせてから勉強に取り掛かるようにしてください。

今すぐできる簡単な対処法をお伝えします。

スマホを極力触らない

受験シーズンは何かと独りになりがちです。

友達や家族と距離を置くようになります。そうすると、受験中はネットに依存するようになっていきます。

 

スマホ依存という言葉があるように、現在ではスマホを手放せなくなっている人も多いです。

スマホ依存は、脳機能、メンタルに悪影響を及ぼします。結果としてそれはうつ病を引き起こす原因にもなり得ます。

 勉強によるストレスとスマホ依存は、うつ病を引き起こしやすいので極力スマホに触れないように気を付けましょう。

日光を浴びる

日光の光は、精神を安定させるセロトニンが分泌されます。

 

部屋の中にこもって長時間勉強している状態では、外に出ない限り太陽の光を浴びないで生活しています。

セロトニンが不足していると、体内の代謝が下がったり、マイナス思考になったりするので心の安定が保ちにくいです。

 

また、自律神経にも作用し乱れた生活習慣の改善にも効果的です。

 

 朝一番に部屋のカーテンを開け、晴れた日に外に出て日光に当たる習慣をつけてください。

ベランダに出て、10分程度腕や顔を当てるだけでも大丈夫です。

散歩などの簡単な運動をする

うつ病にかかると生活習慣の乱れが顕著に現れます。

徐々にでいいので、外に出て散歩する習慣をつけてください。

運動することは、血流が増加し、脳の神経が活性化され、脳の働きをよくするセロトニンやアドレナリンが多く分泌されます。

そして、程よい運動は身体を疲れさせ、心地よい睡眠に促す効果があります。

 

注意してほしいことは、過度に激しい運動は避け、ゆるい有酸素運動運動をすることです。激しい運動の後の疲労感は、逆にうつを誘発させてしまいます。

 

また、朝やお昼に散歩することをおすすめします。

太陽の日の光にも当たり、気持ちも前向きになり効果が大きいとされています。

 

無理に運動してはいけません。

 うつ病にはなにより休養が大切です。その日の体調や症状に合わせてほどよく運動を取り入れるようにしましょう。

 

まとめ

受験うつは思わぬところから引き起こしてしまいかねません。

受験勉強することは、非常に大切なことですが、それで身体を壊してしまっては本末転倒です。

 

決して無理をせず、自分のペースで、自分が納得いくような勉強スタイルを心がけてください。

 

また受験はプロセスが大事であって、結果がすべてではありません。

大学名にこだわりすぎないようにすることも必要です。

 

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ではまた。