けんけん通信

~Myセルフ便り~

fラン大学から再受験を考えているあなたに【経験から語ります】

 

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こんにちは。けんたです。

 

本記事は大学受験に失敗しFランといわれている大学に入った

あるいは、Fラン大学に入ったけどこのままじゃヤバイ気がする

と思って再受験を考えている人向けに書いています。

 

なんでこんなこと書くかといいますと、

僕自身もFランといわれている大学に1年だけ在学していました。

 

自分が決めて入ったのだから仕方ないと思っていましたが、

心のどこかで「なんか違う」とモヤモヤしていました。

 

大学受験も腑に落ちなかったこともあり、夏前くらいから再受験を決意しました。

 

そして、自頭が悪い私でも国公立大学に進学することができ、

充実した時間を過ごしています。

 

いわゆる仮面浪人ということをしていました。

 

今現在、Fラン大学で焦りを感じているそこのあなた!!

もう一度チャレンジすることをお勧めします。

 

 

 

  僕が再受験を勧める理由

 

僕は、再受験に大賛成派です。

なぜなら再受験したことで視野が広くなり、自分にゆとりが生まれたからです。

もし、そのまま前の大学で、4年間過ごしていたらどうなっていたのか想像がつきません。

 

不安を抱えながらの大学生活に耐えられていたでしょうか。

今だからこそ、あの時頑張ってよかったなと本当に感じています。

 

再受験してよかったと思うことを掘り下げてみてみましょう。

大学受験は全国の人たちと競い合う貴重なチャンス

勉強はやった分だけ成果が出てきます。

決して学力だけでその人の人間性や人生が決まるわけではありません。

しかし、他人を物差しで測るときにどうしても学力で考える風潮は薄れつつありますが、あるのは事実です。

 

また、受験ほど平等で全国の同世代の人たちと競うことってないです。

エスカレーター式で大学に上がっている人はもったいないことをしていると感じますね。

 

自分を磨きたい、成長したいと思う人にとって貴重な経験です。

 

勉強したということが財産になる

受験においては、東大に入る一部の人たちを除いて

結果は努力量の差だと思います。

 

この記事を読んでいる人は、今まで勉強から逃げてきた、ついていけなくなった

というような経験をしてきたのではないでしょうか。

 

受験勉強したことが、実生活で役に立つことだけではないですが、

後にあのとき勉強したことが「こういうことか」と理解につながります。

 

結果がどうであれ、受験は勉強してきた過程が重要です。

 

いままで何かに一生懸命に打ち込んだことはありますか?

勉強はやりすぎて損することはないです。

大学の肩書は一生もの

当たり前ですが、自分の履歴書には今のあなたの大学が学歴として残ります。

 

色々な人のお話を聞いていても大学の話は頻繁に出てきます。

そのとき自分だけ無名の大学だと嫌ですよね。

劣等感というか、「バカなんだ」っていうようなステレオタイプにあてはめられてしまいます。

 

学歴コンプレックスは変えようがないですから、一生付き合っていくものになります。

 

そして無名の大学で学歴がハンディになるのは就活です。

 大学で判断しない時代になっているとは言いますが、学歴フィルターがあるのは事実です。

決して、大手の企業に入ることが絶対ではありません。

それでも無名大学のレッテルは不利なことに変わりありません。

気持ちが楽になる

これは自分が受験を終えた途端に、体の力が抜けたように気持ちが落ち着きました。

新しい大学に入ることがゴールではありませんが、そのときは自分の中で何かが変わると思いました。

 

まず、何かが違う、居心地が悪いと感じていたなかで、4年間は耐えられないという思いが強かったです。

 

現役からやっとけよっていう話ですが、Fランに入ってみて気付いたということもあります。

まわりの環境が違う

お勧めする一番の理由はこれです。

偏差値の高い大学に入る意味もここにあるのかなと思います。

 

Fランの人たちと比べて意識が高い(独特な)学生が多い印象です。

※一概には言えませんが

Fラン

  • 映像を見て楽しむ
  • アプリゲームにはまっている

 

偏差値の高い大学

  • 映像のコンテンツを作っている
  • アプリゲームにはまっている

 

視点が違うことがわかりますよね。

偏差値の高い大学ほど自分で考えて、主体的に学ぶ人が多く、多様性があるように思います。

 

※Fランでも頑張っている人はいます。大学ではなく人を見てほしいというのが本音。

  頭が悪いとか関係ない

ぶっちゃけFラン大学であろうと他の大学であろうと自頭の良さはさほど変わりません。

それを行動に移せるか移せないかの違いだと思います。

 

Fランの人たちが良く口にするのが「自分は頭が悪い」と言ってることです。

やってもいないのにわかんないじゃん!って毎回思っていました。

 

自分で頭が悪いと思い込むことがハンディになると思います。

 

大学受験で才能の差はほとんどありません。

やるかやらないかです。

  覚悟をもってやる

やると決めたからには全力でやりましょう。

ただでさえ学校の課題があるのに、それに加えて受験勉強するというのは想像以上に大変です。

 

僕は、学校の仲の良い友達が数人いましたが

「用事あるわ」と言って、毎日のように図書館にこもって勉強していました。

 

学校終わりに、どこか買い物いこうよとか飲みに行こうという

誘いもありましたが、全て断っていました。

 

学校行きながら再受験となると、誘惑も多いです。

それでも、勉強すると決めたのなら我慢強くやりきりましょう。

 

僕は今回受験失敗したら、4年間在籍すると決めていたので

その覚悟をもって崖っぷちのつもりでやりました。

 

  休学するのもあり

もし、勉強に集中できないようなら休学するのも一つの手だと思います。

1年休学したくらいなら就活には響きません。

 

予備校にいって他の受験生に刺激をもらうのもありですが、お金が半端ないです。

自宅でやるのなら、自己管理を徹底する必要があります。

0からの勉強法は、また別の記事で紹介します。

  熱意があれば保護者も納得してくれる

 再受験の一番難しいところは、勉強ではなく親だと思います。

僕の場合はこっそり勉強して、成果が出た模試の結果をみせ、頭を下げて

お前がやりたいようにしろと納得してもらいました。

 

ただ、僕のような家庭はレアケースかもしれません。

ただでさえFラン私立大学で年間120万円かかってくるのに、それをドブに捨てるようなことをしたわけです。

 

自分の気持ちを優先してしまいましたが、親が汗水働いて稼いだお金を捨てると思うと申し訳ない気持ちもあります。

 

自分がバイトをして初めて、お金を稼ぐことの大変さに気が付きました。

だから再受験が経済的にできない家庭もあって当然です。

 

それでも僕は、今までで最大のわがままをさせてもらえました。

 

子どもが本気で取り掛かろうとしているものは、保護者もわかってくれるはずです。

自分の言葉で熱意を伝えて、了承を得てほしいなって思います。

その代わり、恩返しはしてあげてくださいね。

 

※補足 大学だけが選択肢ではないです

 ここまで、再受験を口を酸っぱくしてするように訴えましたが、

本当に今の自分のモヤモヤが再受験で合格したら晴れるかを考えてみてください。

 

例えば、お金持ちになりたいのであればFラン出身者でも努力で何とかなります。

決して、有名大学に入ったからといって人生成功ではありません。

 

これを勘違いしないようにしてください!

 

むしろ、高卒でも成功している人はたくさんいます。

Fラン大学にいる間は視野が狭くなりがちです。

自分も今になって、そこまで大学にこだわる必要はないのかなって思うようになりました。

↑こう思えたのも、受験してみて分かったことだし

そもそも再受験していなかったら気がつきもしなかったのかとも思います。

なので、僕の場合は結果再受験してよかったなと心から思っています。

 

ただ、繰り返しになりますが、有名大学に入ることが全てではないし、その分のお金も労力もかかります。

全員が再受験に成功したらおっけいかと言ったら

そんなことはありません。

 

学生では気が付きにくいことですが、人生の選択肢はたくさんあります。

自分がやりたいようにやるのが一番です。

 

もし、今の学生生活に息詰まっているのが環境のせいならば

再受験をお勧めします!!

  自分の気持ちを聞いてみて!

なぜ再受験したいのか言葉にしてみてください。

しっかりした理由があるならば今すぐ始めるべきです。

 

せっかくの大学生活なので、いい意味で思い出に残るような充実した時間にしてほしいと思います。